バイトを紹介してくれた先輩が、
今一番の私の悩みである。
彼女を見ていると、
あ、あれは私だ。と、
いやおうなく思わされる。
この日記の最初のほう、
いや、それよりもっと前からの私。
先輩は昔の私のそっくりだ。
一人の男へのこだわり。
執着、疑惑、嫉妬。
今から考えると、鳥肌が立つ。
そんな私を思い出させる先輩は、
やはり同じく病んでいた。
自分からは断ち切れない。
1の喜びのための9の悲しみ、苦しみ。
生活リズムは崩れ、
体調は悪くなる一方。
そんな自分を癒してほしくて、
支えてほしくてたまらないのに、
そうしてくれない男に文句ひとつ言えず、
ただただ、いつかは元通りの優しい彼に戻って、
私のことをやさしく抱きしめてくれることを、
根拠もなく信じきっている。
それを、待っている。

手に取るようにわかるから言える、
「別れたほうがいい」
そんな崩れた関係は、
いくら手先が器用でも、
元に戻すことも、ほぐすこともできない。
向こうが切るか、こっちがきるかだけ。
それだけなのだ。

早く、気づいて?
もう傷つきたくないの。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年5月  >>
27282930123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

お気に入り日記の更新

テーマ別日記一覧

日記内を検索